製造業におけるDXとは?
こんにちは!
ナレッジマネジメント向けITベンダー【アクセラテクノロジ株式会社】の横瀬未典です。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、データとデジタル技術を活用して、
- 顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革
- 従来の業務プロセスを見直し、業務効率向上、競争上の優位性を確立
することを示します。
経産省で公開している「DXレポート」の中でも、その重要性は挙げられており、DXを行わず、現在の複雑化・老朽化したシステムを使い続けた場合、経済損失は最大12兆円にのぼると言われています。
製造業におけるDXとは
それでは、製造業におけるDXとは何でしょうか?製造業の今後のビジネス成長を妨げる課題は何でしょうか?弊社では、ITを活用してナレッジマネジメントを実践するご提案を通して、多くの製造業のお客様をご支援してまいりました。その中で、近年お客様からよくお伺いする課題は大きく分けて2つです。
①変化するお客様ニーズへの対応
②働き方改革への対応
製造業における新たな課題
①変化するお客様ニーズへの対応
お客様ニーズへの対応は、以前より製造業の皆様が共通で抱えているテーマです。
以前は比較的、画質が良いテレビや、壊れにくい洗濯機など、お客様の多くが性能、品質の良い製品を求めていました。
しかし現在は、インターネットの普及とデジタル技術の高度化により、人や情報の多様化や変化の起きるスピードの加速化が起こり、一人ひとりが自分に合ったものを好む傾向が強くなりました。
スマートフォン一つを例に挙げても、落としても壊れないもの、デザインが好みのもの、画質が良いものなど、人によってニーズは様々です。
そのため、現代の製造業がビジネスを成長させていくには、多様化するお客様ニーズへの対応が必須となってきています。
②働き方改革への対応
働き方改革の3本の柱は、以下の3点です。
- 長時間労働の是正
- 柔軟な働き方への対応
- 同一労働同一賃金の実現
これらの項目はSDGsの目標である「働きがいも経済成長も」の中でも取り上げられています。この中でも、ナレッジマネジメントの観点で取り組みを具体化しやすいのは、以下の2点かと思います。
- 長時間労働の是正
- 柔軟な働き方への対応
この長時間労働の是正、柔軟な働き方への対応の大きな壁になっているのが、業務の属人化です。
製造業では、
- 専門的な知識や経験が必要なこと
- 生産を止めないことが重要視されること
から、誰かに仕事を回す余裕がなくなり、業務が属人化しがちです。
これにより少数の人員に業務が集中すると、担当者は大量の業務をこなすために時間外労働などが多数発生し、長時間労働が常態化していきます。また、このような状況では、社内で時短勤務、フレックスタイムなどの新しい働き方を導入しても、自分がいないと仕事が回らないという状況なので新しい働き方は定着しません。働き方改革には属人化の解消が必須になります。
全社全部門をサービスデスク化し、ソリューションのサプライチェーンを構築するSolutionDesk
製造業のさらなるビジネス成長のためには、以下のような取り組みが必要ではないでしょうか?
- 変化するお客様ニーズへの対応
→スピーディに顧客のニーズを収集、ビジネスへ展開 - 働き方改革への対応
→属人化の解消
このような取り組みを実践するために、全社全部門をサービスデスク化し、ソリューションのサプライチェーンを構築するITプラットフォームが、SolutionDeskです。
お客様対応部門から製品開発部門、部品や材料の仕入れ先企業と、まさにサプライチェーンを逆にたどって問題解決をするため、お客様ニーズへの対応も、業務が部門や個人に属人化しないための仕掛けとしても有効です。
貴社の業務やDXに関するご相談、SolutionDeskの詳細やお試し利用についてのご説明は、いつでも承っております。
- SolutionDeskに関する資料が欲しい
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という方は、こちらのお問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。
アクセラテクノロジからのお知らせ
今回のブログの内容は、弊社Webセミナーでより詳しくご紹介しております。
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横瀬未典(よこせ みのり)
ナレッジマネジメント向けITベンダー【アクセラテクノロジ株式会社】の社員です。「お客様満足」「技術伝承」「生産性向上」…働くみなさんのお困りごとを、ナレッジマネジメントでご支援させていただいています。